日経に面白い記事が。
海外でも「カップヌードル」が売れてるのは誰もが知ってることだと思いますが、米国では「カップヌードル」は「スープ」として販売され、定着するに至ったと知ってる人はどれだけいるでしょう?
・商品のポジショニングで変わる売れ行き(日経BP社)私は全く知りませんでしたよ。へぇ…。
(略)米国での発売当初、「この商品を何と説明して販売すればよいか」と日清食品は悩んでいたという。日本と違って米国では当時、「インスタントラーメン」という概念が消費者の頭にはない。カップヌードルをどういう商品だと言って説明すれば成功する可能性が高くなるか知るため、日清食品は市場調査を行った。
その結果、米国ではカップヌードルを「スープ」として売り出すことに決めたのである。ラーメンではなく「具だくさんのインスタントスープ」として宣伝やプロモーションを打ち出したのだ。(略)「スープ」という位置づけであるため、麺の長さも日本に比べると短くなっているし、具の量も日本に比べて量を抑えてある。価格も他のスープと同様でかなり抑え目にしてある。
このような形で発売した結果、カップヌードルはそれまでインスタントラーメンなどまったく知らなかった米国人の間に大いに受け入れられ、大成功を収めたことは周知の通りだ。
他にも、『「使い捨てカメラ」か「レンズ付きフィルム」か』、『PHSは簡易携帯ではなく、広域コードレスホン』の二つが取り上げられてます。
面白いです。