そういえば携帯電話の普及で腕時計が売れなくなり、デジタルカメラの高機能化で従来のフィルムカメラが売れなくなって関連する業界の会社が倒産したり IT系企業の傘下になったりしてますが、携帯電話にカメラがついたことで「使い捨てカメラ(レンズ付きフィルム)」も売れなくなってるのだろうか? とふと考えてみた。
何で考えたかってーと、
・「使い捨てデジタルビデオカメラ」が登場(HotWired)・"使い切り"デジタルビデオカメラが登場(ITmedia)
米国の大手ドラッグストア、CVS社は6日(米国時間)、使い捨てのデジタルビデオカメラを米国で発売した。価格は29.99ドルで20分間録画可能。撮影後に店舗へ持ち込めば、12.99ドルでDVDを制作してくれる。冠婚葬祭のビデオを残したいが、そのために高額のカメラを買うのはためらう人などに売り込む。(略)
この記事を読んでリード(書き出し)を考えてたせい。
私、結構思考が飛ぶんですよねぇ.........ってヤバい人みたいだな。
まぁ私がヤバイ人かどうかは別として。
ビデオカメラか。んー。
向こう(米国)ではカメラ付きの携帯電話は最近普及しだしたというくらいだしな。少なくとも向こうでならイケるのかも。日本だと......どーだろ?
でも使い易い本体にして中高年対象に売ったら日本でもイケるかな。
ちゃんとしたカメラは、多機能だからなぁ...。「ボタンを押しておけば勝手に撮れます。データの取り出しとかはこっちでやるので問題ないです」。それなりにいいかもなー、と思ってみた。
しかし、これ、在る程度知識のある人なら「使い回し」が可能なんじゃなかろうか?
(写真の)使い捨てカメラも使い回し可能なんですよねぇ(危ないのでやったらダメなんですけど)。もっとも、中古等を探せば千円札一枚でコンパクトカメラ買えるので今の日本でやるのはワリに合わないですけど、ビデオカメラなら話は別。
30ドル(3000円)で20分撮影。で、PCにデータを落として何回でも再利用可能なら、悪くないよな。フィルムならいちいち中を替えないとないけどデジカメなら問題無いし。
あーでも記録媒体のほうに、何か専用のプロテクトかけてるかな? それだと「再生利用」不可能か。
『使い捨てカメラ』は正式には『レンズ付きフィルム』と言う。
これはマーケティング的な問題で、「カメラを使い捨て」にするのはモノを粗末にする罪悪感が付きまとうのでダメ。しかし元来、一度しか使わない「フィルム」にレンズがついてるだけ、の「レンズ付きフィルム」だとこの罪悪感が薄れる(やってることは一緒なのだが)。
なので、『使い捨てカメラ』ではなく『レンズ付きフィルム』なのだそうな。
...ということは、これ、日本で売る場合「使い捨てビデオカメラ」という直球な名前で売ったらダメだろうな。
『レンズ付きフラッシュメモリ』。......中高年にゃなんのことだかサッパリだな...。
あーあーあー。
『クイックムービー』。これだーっ。
......アップルに訴えられるな。
『インスタントムービー』が無難か。でも日本語じゃないとダメだよなー。
『即席動画』。まんまですがな。でも、そんなかんじだな。うん。
だって撮影して店に出せば、動画ファイル(DVD)になって返ってくるんだもん。まさに『即席』。バッチリだ。
商標登録でもしておくか(バカ)。もし輸入する会社があればご連絡を。雇ってください(笑)。