WIRED眺めてたら、資本主義を論じる二つの記事が。
・日本の自販機から資本主義の本質を考える(WIRED NEWS)日本の自販機がスゴイってのはよく言われてることで「今更?」ですが。
日本を訪れはじめたころから、私は飲み物の自動販売機が大好きだった。24時間営業で、どんな通りにも並んでいて、往来を白い光で照らしている。昼も夜も置きっぱなしだというのに、壊されることも、お金を盗まれることも、立ち小便をひっかけられることもないのには感動した。私は、道という道にこのように便利なコイン式の販売機を置いておけるほど日本の社会が安全で安定していることに感心しただけではなく、そこで売られている飲み物にも心を惹かれた。砂糖控えめのジュース類やビール、緑茶といったものだ。(略)
話が転じてって最後のオチが「うーん」だ。勿論良い意味で。
オチに関して言えば、結局「自由」の定義次第なんだろうけど。
例え権力側から提示された選択肢であっても、複数ある選択肢の中からどれを選ぶかは個々人の自由だからなぁ。
権力側が提示してるのに、サッパリ見向きもされずゴミになるものも多々あることを考えると、そういう意味では自由だろう。
勿論「それすらも権力側の押し付けなんだ」という考え方も出来るけど、もうそこまでいくと妄想臭くなるので賛同できない…。
・万引きを煽る反資本主義運動、世界各国に飛び火(WIRED NEWS)いやいやいやいや(=´Д`=)
ゲリラ的活動を行なうある万引きネットワークの拡大を阻止しようと、ヨーロッパの警察が活動に関連するコンピューター機材の押収を行なった。
この『ジョマンゴ』という活動では、ブランドにとらわれない生活という理想を広めるため、商品を店から「解放」しようと反コンシューマリズムの活動家たちに呼びかけている。
ジョマンゴは2002年にスペインで始まった。つましい活動の信奉者たちが、ある店から衣服を持ち去ってそれを別の店に返品したり、盗んだ衣服を身に付けて突発的にファッションショーを行なうなど、ショッピングモールを舞台に人目を引く行為を披露したのが始まりだった。(略)
記事にも書いてありますが、ラテンアメリカでこういうのが出てくるは、まぁなんとなくわかるんだが(経済格差とか社会不安とか)、何でドイツに飛び火してるのかが…。
失業率が高くなってるからか?
ドイツから更に東欧(旧ソ連圏)に飛び火したりすんだろうか。ちょっと気になる。