「影響力のあるブランド調査」トップはGoogle

シェアやブランド力調査で、ここ一年くらいGoogleの台頭が目立ちますが。

・Google、「最も影響力あるブランド」に(ITmedia)
GoogleがAppleを抜いて1位を獲得。トップ10にはSkypeやFirefoxがランクインした。(略)

・世界のブランド好感度調査、GoogleがAppleに競り勝つ(INTERNET Watch)
これは「99カ国2500人以上の投票により行われた」もので、「米国の」ではなく「世界の」なんだそうな（調査元のサイトを見ると地域別ランキングもあります）。
調査手法は、投票先の名前と、それがプラス評価なのかマイナス評価なのかを示して投票する形式（INTERNET Watchｋの記事に説明）。
で、それ前提にリストを見て、Google/ Apple/ Skype/ Starbucks ふんふん、って見てたら、
Ikea
……ナニソレ？
'04年のでも三位になってるんですよね。
「Starbucks」じゃなくて「スタバ」って言われないとピンとこないように、この「Ikea」もそういうのかなー、と色々考えてみたものの、全くもって思い当たらず。

わかんないのは私だけですか？

…ってことで、わかんないままなのも気持ち悪いので、教えてグーグ…もとい、ヤフー先生ーっ（最近、宗旨替えしたんで）。

イケア・ジャパン
スウェーデンのデザイン家具、インテリア、生活雑貨等の販売。　www.ikea.jp

YahooJapanの検索結果。
元データのほうにも「Swedish retailer Ikea...」とあるので、たぶんここ。
伝統あるスウェーデン企業で、家具をメインとしつつ、生活雑貨を売ってるところなんだそうだ。日本でいう「無印良品みたいなもん」っていう理解（イメージ）でいいのかな。
しかし、なんで家具ブランドが上位に？？？？？？？？
別に異議や文句があるわけじゃなくて、純粋な感想として。

で、このIkea(イケア)のサイトを見ると、そう思ってしまう理由がなんとなくわかる。
・IKEA（イケア・ジャパン株式会社）
『2006年4月24日　日本最初にイケアストアがオープンします。』
創業60年のこの会社、ロシアや中国、台湾にも進出してたのに、日本にはまだ一店舗も作ってなかったらしい。
なるほど。そりゃ「…ドコソレ？」で「何故に上位？」と思ってしまうわけだ。
公式見ると、今のところ日本には三店舗くらい出店の予定があるそうだ。春頃に「第一号店オープン」「黒船来航」のニュースがテレビを賑わすでしょう。

サイト見てると結構、好感度高いんだけど脳裏を過ったのが「カルフール」。
世界に名を馳せる小売チェーン、ハイパーマート「カルフール」が大々的に日本に進出したのは'00年のこと。幕張に一号店を作り当時大騒ぎになりましたが、結局うまくいかず'05年に日本法人（含む店舗）をイオンに売って撤退しています。
同じ徹を踏まなきゃいいけどなー、と思ったり思わなかったり。
ただサイト見ると色々売ってて面白そうなので、機会があれば一回くらい店舗に行ってみたいかも。

話を戻すと、元の調査の地域別データを見ると「ヨーロッパ・アフリカ地域」でNOKIAが1位、Ikeaが2位なのだが、グローバルランキングのほうにいくと順位が逆転してる（Ikeaが5位で、Nokiaが6位になってる）のがちょっと面白いです。
同様にGoogleはグローバルだと僅差でトップ（Google＞Apple）だけど、北米（米国・カナダ）に限っていえば、Apple＞Googleで、差が10ポイント近くあります。
ちなみに「Asia-Pacific」地域ランキング見ると、1位Sony、2位TOYOTA、ときて、7位にHONDA、そして10位にHello Kitty。
…ハローキティ？(｀Д´)

・brandchannel.com：元データ
開いてすぐのところにある「Global: Google Tops Ranking (view results)」のリンクかグラフの画像クリックで詳細。
表示されたグラフページの下部にGlobal/Asia-Pacific......とあって、その下に西暦が書いてありますが、ここクリックすると水平に移動して各地域データが見れます。